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投資家と起業家をマッチングする新しい環境を実現するために④

投資家と起業家をマッチングする新しい環境を実現するために④

 

こんにちは。FLC管理人の

epoch(エポック)です。

 

今回は、私が投資家として、

起業家からのプレゼンを受けて、

不安に思う原因の改善について

お話しようと思います。

 

毎度の如く、

 

グッドエンジェル

 

に投稿されている起業家案件を例に

いくつかお話をしていきたいと思います。

 

まず、起業家の皆様に質問したいのですが、

投資家はどういう内容のものに対しては、

興味を示し、

どういう内容のものに対しては、

興味を示さないか分かりますか?

 

まず、ここが分かっていなければ、

投資どころか交渉に進むところまでも

いかないと思います。

 

ただ、

 

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こんな案件です。

おそらく〇〇〇〇万円かかると思うので

よろしくお願いします。

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こんな感じの案件を平気で書いている起業家?

というかなんか掲示板の落書きみたいなレベルのものを

起業家案件として書いている人がいますけど、

 

本当にすごいなぁと。

 

もうそのレベルでお金が動くとしたら、

詐欺レベルですからね。。。

 

前回も書きましたが、

一番投資を受ける成功率を高める

思考法というのがありまして、

 

実際、具体的にここはこう、あれはああだ。

なんていう指摘をしなくても、

 

この思考法さえクセになっていれば、

案件を書くたびに、

投資家からオファーが普通にかかるという

思考法があるんですね。

 

逆に、案件を出しても

どの投資家からも相手にされず、

みたいな案件を書いている起業家?の方は、

この思考法で案件の書き込みが

出来ていないという事です。

 

実際、その起業家?の話を聴いたところで、

似たり寄ったりの内容しか話してこないと思うので、

まあ、

 

「この起業家?は相手にするだけ無駄だな。」

 

と、投資家に思われてしまい、

 

マッチング不成立どころか、

交渉にすら進まないという段階で、

終わってしまうことでしょう。

 

まずは、「起業家として最低限の基本レベル」までは、

起業家としての実力を高める必要があると言いますか、

 

そこまでの実力がないと、

ゲームのドラゴンクエストでたとえれば、

すぐ町の外から出て、

スライムに殺されて死んでしまう。

 

これの繰り返しで先に進めない。。。

 

こんな状態になってしまっているわけですね。

 

そして、交渉まで進んだとしても、

大体は、投資家から

お金が出てくることは皆無。

 

これもある種のゲームオーバーと言えば

ゲームオーバーですから、

なんとか交渉まで持って行って、

具体的な投資のお話まで

進めることができるかどうか。

 

ここまでの力を起業家は身につけていなければ、

それこそ振り込め詐欺で、

騙されるおじいちゃんおばあちゃんレベルの人間からしか、

お金を投じさせることはできないって事です。

 

まず、投資家にそんな振り込め詐欺レベルで騙される

おじいちゃんおばあちゃんレベルの人物はいないので、

 

まあ、案件書いても、

相手にされず終わるってのがオチです。

 

では、先ほどの

 

「この思考法で案件を書けば、

 投資家が相手をしてくれる」

 

というこの思考法は何かというと、

凄い簡単です。

 

・投資家の気持ちになって考える。

 

という、ただこれだけの事なのです。

 

要は

 

クレクレ君」マインドで

書いた案件なんて、

投資家は相手にしない。

 

って事です。

 

だけど、グッドエンジェルひとつとっても、

60%以上はかなりひどい

クレクレ君マインド」で

書かれた案件ばかりですね。

 

どのあたりが「クレクレ君マインド」であるのか、

おそらく起業家?の方達は分かっていません。

 

この「クレクレ君マインド」についても

簡単に理解する方法があります。

 

おそらく、ここで説明しても、

やる人が少ないと思うので、

こちらの内容は書きませんが、

 

とりあえず、

いつでも、お金もかからずに、

投資家が相手してくれる、

 

それこそ起業家もどきっていうか

どっちかっていうと詐欺師レベル

 

などと揶揄されずに

 

起業家の案件

 

として認められる案件を書くために必要な事。

 

それはたったひとつです。

 

・投資家の気持ちになって考える。

 

という、ただこれだけの事なのです。

 

「相手の立場になって考えてみる」

 

というただこれだけの事。

これが出来るかできないかで、

雲泥の差です。

 

そもそもこれができない起業家?が

立ち上げるビジネスって成功するのでしょうか?

 

「自分が自分が」しちゃってる人間が行うビジネスです。

最悪、投資したお金を生活費にでも

使われて終わりでしょうね。

 

ですので、ぶっちゃけた話をしてしまうと、

 

「案件を読んだ時点で

 その勝負の決着はほぼついている。」

 

って事です。

投資家と起業家のマッチングという

コンテクストにおいては、

 

起業家は

「投資家の気持ちにどれだけなれるか?」

というのが大事だし、

 

今度はもし、その起業家が

投資家の誰かから投資を受けて

事業をはじめた場合、

「顧客の気持ちにどれだけなれるか?」

という考えを持てずにビジネスをやった場合、

 

散々な結果で終わることなど、

目に見えているというか、

 

投資家側からしてみれば、

もはやその時点で箸にも棒にも

かからないクソ案件という事になってしまいます。

 

つまり、ドラクエで言うところの

 

「スライムすら倒せずゲームオーバーレベル」

 

って事です。

言い方を変えれば、

 

・経験値が1も獲得できない。

 

・だからレベルアップもしない。

 

・なので投資など受けることはまず無理。

 

・っていうか、そのレベルで起業家って。www

 

みたいな状態になってしまうのです。

だけど、せめてスライムだけでも倒せれば、

経験値も稼げるし、

レベルも上げていけるのですから、

 

はじめは相手にされなかったとしても、

いずれ、投資家がメッセージを

くれるような存在になり、

 

いずれ、投資家がお金を

投じてくれるような存在になる。

 

という事です。まさにプロの起業家として

活躍できるようになるという事ですね。

 

その為に最低限必要な思考法が、

 

・投資家の気持ちになって考える。

 

という、ただこれだけの事なのです。

 

たったこれだけのことができないんです。

ほとんどの人が。

 

そして、これが出来る人が、

起業家であって、投資家と上手に

マッチングできているって事ですね。

 

ちなみに、詐欺師の方達はここが非常に上手です。

 

要は、

 

「分かってる」

 

って事です。(笑)

 

もうね、本気でプロの起業家として、

誰かからお金を投じてもらいたいのであれば、

 

相手の気持ちになって考える。

 

っていうこれが出来ない人は無理です。

起業家として案件書いたら、

誰かからお金出してもらえるなんていう甘い考えを持たずに、

 

バイトでもして自分でお金を貯めてください。

 

どれだけ自分でそのお金を自分で稼いだら、

いろいろと大変か分かりますから。

 

という事は、

 

「お金を出してくれる投資家側の事を考えて、

 最大限できる限りの配慮をする」

 

なんていう事は当然の事なのです。

 

よく「礼儀」についてああだこうだいう人間がいて、

実は私はそういうタイプの人間が嫌いなのですが、

(そういうタイプの人間に限って、礼儀がないので。(笑))

 

だけど、「最低限」ってありますよね?

 

例えば、人の家に入るときに

「靴を揃える」というのが

礼儀だとしたら、

 

「靴を脱いで入る」っていう

これは礼儀以前の問題ですよね?

 

私が言っているのは

 

「その礼儀以前の問題は

 ちゃんとやろうぜ。」

 

って言ってるだけです。

 

「礼儀」レベルの問題は、

こちら側から言うべき事ではないと思ってます。

だから礼儀がどうこう言うタイプの人間は

好きになれません。

 

「おお、ここまで配慮していますか、素晴らしいですね。」

 

と起業家の方は、

投資家に言わせるような

案件を書いてください。

 

そう思わせたら、

第一関門は突破ですよ。

 

まずは、どの投資家起業家マッチングサイトに書かれている案件は、

最低、この第一関門は突破したレベルでは

書いてもらいたいなぁと、

投資家側からすると思ってしまう訳です。

 

もちろん分かりますよ。

 

「投資家?みたいな連中に

 アイディアだけパクられるのはゴメンだ。」

 

という起業家側の気持ちも。

 

まあ、本当にそれが嫌ならば、

すべて自分で始めればよいだけであって、

他人からお金を出してもらおうなどとは

考えない事です。

 

まずは、交渉まで進めるために、

この「最低限」のところをちゃんと準備して、

起業家の方達は案件を

書き込んでくれることを期待します。

 

では、具体的にどういう内容の案件が、

「投資家の気持ちを考えて書かれている案件」

で、

 

どういう内容の案件が、

「投資家の気持ちを考えずに書かれている案件」

 

なのかという具体的な内容については、
また機会を改めてという事で。


まあ「起業家」ってのは、

自分でアイディアを生み出すのが仕事なのですから、

 

今回しつこく書いた、

 

・投資家の気持ちになって考える。

 

というこの意識で、

色々考えてみてください。

 

優秀な起業家であれば、

いちいち誰かに答えをもらわずとも、

素晴らしい内容の案件が書けるようになることでしょう。

 

では、今回はこの辺で。

 

ありがとうございました。