投資家と起業家をマッチングする 新しい環境を実現するために⑥
投資家と起業家をマッチングする
新しい環境を実現するために⑥
こんにちは。FLC管理人の
epoch(エポック)です。
今回は、
投資家と起業家をマッチングする
新たな環境づくりについての
お話を書きます。
現在インターネット上で、
投資家と起業家を
マッチングするための目的でつくられた、
マッチングサイトはいくつかありますが、
基本的には、「まあある程度使えるな」という
投資家起業家マッチングサイトは
2つか3つ位のような気がします。
それでも、やっぱりいろいろと問題というか
「もう少しこうだったら良いのになぁ。。。」
という部分が
投資家側からしても、
起業家側からしても
あるんじゃないかなと思います。
そのあたりを、
このフロンティアリーダーズクラブでは、
改善して、
新しい投資家と起業家の
マッチング環境の実現と
提供をしていければと考えています。
これ簡単に言ってしまえば、
投資家側の要望 → より良い起業家と出会いたい。
起業家側の要望 → より良い投資家と出会いたい。
もう抽象的に言ってしまえば、
ここに尽きると思います。
では、ここで考えたいのは、
・より良い起業家って、どういう起業家の事をいうのか?
・より良い投資家って、どういう投資家の事をいうのか?
というここのお話になりますよね。
という事で、今回はこの2つについて考察と、
意見をしていきたいと思います。
その1:より良い起業家って、どういう起業家の事をいうのか?
まず、起業家についてですが、
というかこれは投資家も同じことが言えますが、
詐欺師ではない事。
これは絶対条件ですよね。
だけど、いろいろな起業家と会ってきましたが、
誰が詐欺師で、誰が詐欺師でないかの判断など、
投資家起業家マッチングサイト内の
あの簡易な情報だけでは
まず判断することは難しい。。。
ですよね。
まあ書いてある内容で、
「これは論外だな。。。」
みたいな内容を書いている起業家といいますか、
もはや起業家とは呼ばないような書き込みについては、
道端に転がってるゴミ程度でスルーできますが、
そのゴミかゴミではないかというチェックを抜けて、
「本当だったら、面白い案件だなぁ」
というような案件を書いている起業家の、
どの起業家が詐欺師で、
どの起業家が詐欺師ではないかは
もはや分かりません。
なので投資家側としても、
もう起業家側から
話を伺うしかない訳ですね。
で、個人的に
「話を聞いていてこういう起業家は非常に危険だ。」
と思うタイプがあります。
それは簡単に言ってしまうと、
「投資家に話をする =マッチング成立」
みたいな形で、
話をしてくる起業家です。
大体、こういう起業家に
ろくな起業家はいません。
投資家の心理としては、
「話を伺う」なんていうのは、
「その起業家がどういう人物なのかをチェックして、
さらにその案件が信頼できる内容であり、
契約内容、契約の結び方も問題なければ、
投資をするかしないかを判断する。」
という感じです。
ですが、いかがわしいというか
胡散臭いというか
なんといってよいか分からない起業家は、
「投資家が起業家の話を聞くという時点で、
マッチング成立」
というような形で話をしてきます。
まあ家の売買の営業とかに
よくありがちですけど、
とにかく強引にやってくるって事ですね。
100歩譲って、強引に話を進めて来ても、
それはそれでその人のやり方だから良いかもしれません。
ただ、そういうタイプの起業家って、
何故、詐欺師が多いのかというと、
ここには確たる理由がありまして、
ろくな契約書を用意していない。
つまり、
金振り込ませたら、
ズラかろう
っていうか、
金振り込ませたら、
後はこっちのもの
みたいな
そういう人間性が、
滲み出ちゃってる。
ってのがあるんですね。
例えば、強引な家やマンションの
営業マンだったとしても、
契約書ぐらいはまともなものを
すでに用意したうえで、
営業行為をしている訳ですね。
詐欺の営業でなければ。
だけど、
この投資家起業家のマッチング環境においては、
ろくな契約書など用意もせずに、
「とにかく、金振り込め」
みたいな。
ある種の振り込め詐欺に近い感じのやり取りを
展開してくる自称起業家たちが
結構実在していることを、
起業家と名乗っている人物たちと
やり取りすればするほど実感します。
なので、ひとつの胡散臭い
起業家撃退方法としては、
「では、契約書を見せていただけますか?」
の一言で、結構ひるみます。
何故かというと、
そのやり取りしている時点で、
契約書が作られていないからです。
「契約を結ぶと決まってから、
契約書は作ります。」
というようないかにもっぽい事を
もちろんそういう起業家は返答してきますが、
「契約書もないのに、契約するかどうかなど決められるわけがないですよね。
もちろん、契約書の細かい部分は双方の話し合いで決めた後に、
正式な契約書を作成すればよいとこちらも考えますが、
契約書のたたき台もないのに、ただただ「金を振り込め」というのは、
ある意味、振り込め詐欺みたいなものではないですか?」
と言ってやればよいのです。
企業で考えれば、
契約書も準備していない
営業マンなんて存在しません。
「今から契約書つくってきます。」
なんていう企業
普通だったら相手にされません。
もちろん投資家と起業家のマッチングという環境においては、
100%完成されているものを
用意することは難しいと思います。
ですが、「たたき台としての契約書」も
用意されていないというのは、
おかしいというか、
「もうそれって詐欺狙いですよね?」
と、投資家にツッコマレても
しょうがないという事です。
よくテーブルマナーといいますか、
おもてなしといいますか、
嗜み(たしなみ)
というものがありますよね。
起業家は、投資家からお金を出してもらって、
自分のやりたい事をする訳ですから、
最低限の嗜みというものは必要であって、
その「最低限の嗜み」すら
理解も出来ていない起業家は
「なんちゃって起業家」と定義してしまって
よいのではないかなと。
私の考える
「起業家に求められる嗜み」
については、
今回一例で挙げている
「契約書が準備されているかどうか」という、
本当に最低限のものから、
「おおっ、そういう事まで
考え準備されているのは素晴らしいですね!」
という「あったら素晴らしい」という
レベルの嗜みもあります。
要は、
より良い起業家って、
どういう起業家の事をいうのか?
というこの問いに対する答えは、
起業家としての
「嗜み」を
弁えている起業家
であると言えるのではないかなと。
ここに関しては、
今後このFLCでは、
起業家としての嗜みを高めていける
取り組みをしていこうと予定しています。
要は、投資家起業家マッチングサイトという存在は、
現状のそういったマッチングサイトを見ている限り、
男女の性的交渉を求める類の
いわゆる「出会い系」と
ほとんど変わらないクオリティ
だと言わざるを得ないでしょう。
ただ、出会いの場を提供して、
「この投資家とコンタクト取りたければ、
起業家は〇〇円金払え。」
っていうこのスタイル。
これって
「この女性にメッセージ送りたければ、
男は〇〇円払え。」
っていうこのスタイルと同じですよね。
要は「出会い系」そのものなんですよ。
ただ、男女の出会いか
投資家起業家の出会いかっていう違いだけで、
仕組みは全く同じ。
だけど、これよく考えてみると、
前者は、ただセックスするかどうかってだけですよね。
もうそれだけなんです。
やったら終わり。
決着もその場で着く。
だけど、投資家と起業家の出会い系って、
「1回会ってやることやったらさようなら」
っていう関係を結ぶものではないですよね?
結構お互いが納得いくまで、
何回でも会って、
じっくり話し合って、
お互い「これなら大丈夫だ。」
ということになったらはじめて契約。
どちらかというと、
セフレ感覚の出会い系よりも、
結婚相手を決める感覚に近いと思うのは
私だけでしょうか。
少なくとも、一回のメッセージのやり取りで、
契約する類のものではないと思います。
そう考えると、
現状の投資家起業家マッチングサイトって
いかに危険な状態でしか
やり取りが出来ない状態に
なっているのだろうという事です。
投資家にとっても、
起業家にとっても
非常に危険だと思います。
そして、健全な投資家、起業家にとってみれば、
もっと安全で、信頼性の高い
投資家起業家マッチングサイトで
活動したいと思うのではないでしょうか?
私自身以前は起業家メイン、
ここ最近は投資家メインでの活動をしていますが、
既存の投資家起業家マッチングサイトは、
非常に危険な要素の高い
マッチング環境だなぁと感じています。
詐欺師。もしくは詐欺師ちっくな
投資家、起業家にとっては
好環境なのかもしれませんが、
健全な投資家、起業家にとっては、
もう少し健全な環境で活動した方が、
安全であるし、
もっと積極的な交渉を
交わせると思うんですよね。
他の書き込み見たり、
起業家から
「とんでもない投資家が結構多い」
という話を聞くと、
そういう輩と、
自分たちが味噌糞にされてしまうというのも、
結構悲しい話だと思います。
誠実で健全に活動している人間が、
詐欺師のように見られてしまう訳ですから。
ですので、
このフロンティアリーダーズクラブでは、
・健全な起業家が活動できる環境
・健全な投資家が活動できる環境
こちらが提供できる環境を提供していきますので、
よろしくお願いします。
では、
次回は
・より良い投資家って、どういう投資家の事をいうのか?
こちらについて考察してみたいと思います。